「ドレス代やネイル代って、経費にできるって聞いたけど本当?」「同伴で使ったお金は全部経費になるの?」——確定申告の時期が近づくと、こうした疑問を抱くキャストは少なくありません。
夜職は個人事業主として確定申告が必要になるケースが多いにも関わらず、お店や周りの先輩から税金についてきちんと教えてもらえる機会は意外と少ないものです。「なんとなく先輩の真似をしている」「去年と同じようにやっているだけ」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、キャバ嬢・ラウンジ嬢が経費にできるもの・できないものの考え方を、わかりやすく整理します。
そもそも「経費」とは何か
経費とは、「お仕事の収入を得るために直接必要だった支出」のことです。確定申告では、収入から経費を差し引いた金額(=所得)に対して税金がかかるため、経費を正しく計上することで、納める税金の額を適正に抑えることができます。
ポイントは「直接必要だったかどうか」。プライベートでも使えるものは、原則として「お仕事で使った割合」だけが経費として認められます。
経費になりやすいもの
- 衣装代:お店で着用するドレス・靴・アクセサリーなど、私生活では着用しないもの
- 美容代の一部:ヘアセット代、ネイル代など、出勤のために整える費用
- 交通費:自宅からお店までの通勤費、同伴・アフターの移動費
- 同伴・アフターの飲食代:お客様と同席した分の費用(自分の食事分も含めて認められやすい)
- 通信費の一部:お客様とのLINEなど、営業に使うスマホ代の事業利用分
グレーゾーン・注意が必要なもの
プライベートでも使えるファンデーションや私服などは、全額を経費にするのは難しく、「事業で使う割合」を自分なりに算出して計上するのが基本的な考え方です。
「美容のため」と「お仕事のため」の境界が曖昧になりやすく、税務署によって判断が分かれることもあります。継続的に発生する費用は、領収書をきちんと保管し、必要であれば税理士や税務署に相談するのが安心です。
大切なのは「なんとなく経費にする」のではなく、「なぜこれが仕事に必要だったのか」を自分で説明できる状態にしておくことです。レシートや領収書は必ず保管し、可能であれば「いつ・誰と・何のために」をメモしておくと、後から見返したときにも安心です。
経費の管理は「記録」が9割
経費計上で最も大変なのは、実は計算そのものではなく「記録を残すこと」です。1年分のレシートをまとめて整理しようとすると、「これ何のために使ったんだっけ?」と忘れてしまうことがほとんど。日々のメモが、確定申告を楽にする一番のコツです。
同じように、お客様ごとの同伴・接客の記録も、こまめに残しておくことで「いつ・誰と・どんな目的で」使った費用かが明確になり、経費の説明がしやすくなります。
顧客管理の習慣が、確定申告のラクさにもつながる
アイリプは営業LINEの自動生成だけでなく、顧客ごとの来店・同伴の記録を残せる顧客管理機能も備えています。「いつ誰と会ったか」を日頃から記録しておく習慣ができていれば、確定申告の時期に慌てて記憶を掘り起こす必要もなくなります。営業の効率化と、地味だけど大事な記録管理を、同時にラクにしていきましょう。
※ 本記事は一般的な情報の紹介を目的としており、税務に関する個別の判断は税理士・税務署にご確認ください。
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